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健一「一人目ゲッチュー!」
つーかこんなに身近にいんのに何でいままで気づかなかったんだ。
寧々「い、今コイツ私の尻を…」
悟「そっかぁ! 寧々ちゃんって女の子じゃん!」
健一「はっははは! 危ねぇ危ねぇ見逃すとこだったわ」
拓「お、お前ら何てことを…今は本人がポーッとしてるからいいが後で八つ裂きにされるぞ?」
あん? あーそんなことか。
健一「俺は構わない。是非そうしてくれ」
拓「なっ!?」
悟「うん。こっちが一方的に痴漢するんだもん。何も代償がないのはおかしいじゃん♪」
確かに俺達がこれからする事は人間的に最低な事かもしれない(てか間違いなく)……。
……だから俺達変態には最低限のルールがある。
1、「後で殺されても悔いはない」と言う覚悟を持って痴漢しろ。
2、小学三年生以下の子には痴漢するべからず。しゃれじゃすまんぞ。
3、金剛力士像には近づくな。命一つじゃ足りんぞ。
このルールがあるからこそ、俺達変態はぎりぎり人間である事が許されているのだ。
俺と悟もこの業界には長いこといるが、このルールは一度も破った事はない!
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