甘い恋の物語

出会い

――――――肌を重ねれば自分の気持ちが通じるかも、っておもったんだよ。

涙が枯れてしまうほど泣いて、

それでも泣いて、

もういっそ枯れてしまえばいいのに―――――

『あぶないっ！』

ﾋｭｰ
るーるー…

ズごッ!!!!

「ギャッ！」

隣のグランドから飛んできた野球ボールに撃沈した。

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