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シングルベッドの枕元
切れかけた街灯 横切った黒い猫
耳元で笑う風 どこかで聴こえる子供の声
自転車の揺れるライト ぼんやりと僕を照らす
流行のハイブリッド 静かに真横を通り過ぎる
君のこと考えて あてもなくフラフラして
気がつけばおはよう 今日も元気な太陽
かざしたてのひらで輝きを握り潰した
なんか馬鹿だなぁ 結局は届かない距離
知らぬ間に蓄積した人間関係
誰も傷つけずに幸せになれるというの?
欲しいのは誰かのものだからじゃない
順番を間違えてたのさ 整列した運命
シングルベッドの枕元 君は携帯の待受けの中
一緒に眠ろうか 数時間の永遠
悪魔の囁きに耳を貸した
現実(リアル)と引換えにするには
何を対価に支払えばいいんだい?
そこに君がいて そこに僕はいなくて
ならばこの喉切ってくれてやる
そこに君がいたことを知りたいから
ここに僕がいた証を残したいから
そこから君が消え僕が独りぼっちになって
それでもいつまでも君が好き一番大切な人
君の幸せと引換えに全ての不幸を背負うよ
だって…守るって約束したからね…
等間隔の電信柱 首輪のない大きな犬
コンビニの看板 車が一台残された駐車場
原付バイクのやかましい音 先を歩く女の子
不純な目でみる 自分が情けなくなったよ
愛しくて切なくて また泣き疲れて
気がつけば三日月 君も泣いているようで
握りしめた拳で壁に浮かぶ自分の影殴った
なんか馬鹿だなぁ 悔しいな届かない距離
いつの日か育っていった僕と君の関係
誰を傷つければ幸せになれるというの?
間違いであったとしても宝物になった
順番を間違えてただけ 整列した運命
シングルベッドの枕元 君は携帯の待受けの中
録音してある君の声 一方通行の会話
天使の囁きに耳を貸した
現実(リアル)と引換えにするには
あなたに何を祈ればいいんだい?
そこに君がいて そこに僕はいなくて
ならばこの胸裂いてくれてやる
そこに君がいたことを知りたいから
ここに僕がいた証を残したいから
そこに君がいて僕がたどり着いた時は
迷わず抱きしめる君のこと一番大切な人
君の幸せと僕の幸せを重ねて見せるよ
だって…誓うって約束したからね…
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