港街「ラクアナ」

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              「……本当に良いのか?買っても。」                         「もちろん。そのかわり、ちゃんと働いてね?」                    ニッコリと笑ってリノアは快諾してくれた。        俺達は双剣を手に取りレジに向かう。                         「ついでに今の剣も売ろうか?持っててもしょうがないと思うんだけど。」                      「いや…こんな剣でも結構思い出があるからな。……売らないで持っていたい。」                   「わかった。じゃあこの剣はデータに変換してしまっておくね。」                          この世界のアイテムは全てパートナーが管理してる。パートナーがアイテムをデータに変換してしまっておくわけだ。   おかげで荷物が邪魔にならずに助かってる。
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