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色々と見て回ると、目を引く剣があった。 「クロスレイピア?……うわっ、双剣だ!!」 手に取る剣は二本で一つ。 対になるその双剣は美しく、一つは薄い赤をおびていて、もう一つは水を思わせる色をしている。 「なに?その剣が気に入ったの?」 後ろからリノアが覗き込む形で剣をみる。 「うわぁ……綺麗な剣……」 呟くリノアと同意見だ。 俺も美しいと思う。 「値段は……1200ギア。買えるけど…お金が全部なくなるわね。どうする、ユージ。これにする?」 「え…?買っても良いのか?」 「決めるのはユージだよ。それにこの双剣が1200ギアなら安いと思うわ。」 この双剣が買えたら、正直かなり嬉しい。
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