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「あ~!やっぱりりかじゃん。おっはよ~」
りりかに声をかけたのは亜矢、クラスメートだ
「ん…おはよう」
りりかはそっけなく答える
「どしたどした~?朝から何かあったか~?」
亜矢はとなりから顔を覗き込むようにして聞いた
「まぁね、ちょっと親と……」
それを聞くと亜矢はため息をついた
「はぁ~ダメだよ~家族とは仲良くしないと」
その言葉を聞いて、りりかは初めてちゃんと亜矢の顔をみた
りりかはどうせ社交辞令、建て前だと思っていた
でも、亜矢の顔は真剣だった
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