第一話

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俺はドラムしかやってこなかった 先輩が先輩だし、部員が多いくせに楽器が回らないことが多い 俺がドラムをやらない時は何もやらない まぁ、俺が演奏しなくても支障は無い だが、7月にコンクールがある コンクールはクラシックを演奏する為にドラムなんて物は無いが、代わりにスネアと言う俗に小太鼓と言う楽器がある 流石に県大会がかかっているのに1年に大役を任す訳にはいかない しかし、クラシックでは、パーカッションパート全て大事で1年が入る事は既に決まっている。 人数調整でパーカッションはよっぽどの事がなければ削られない よって、俺はコンクールのパートは覚悟しなければならないと言う事だ 「何の曲だろうね」 俺は曲よりも楽器が気になる って、藤本先輩は楽譜見てないのに俺を呼び来たのかよ どんたけ急いでるんだ 別に楽器振り分け位なら急がなくても良いと思うが
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