ポンチ。

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教室は奴の手下の笑い声であふれていた。 俺がうずくまっていると手下どもが奴を 「すげぇっすよ!」 とヨイショしている。 奴は満足そうだった。 俺はゆっくりと立ち上がり奴の顔を見た。 驚いた表情をしていた。 俺は勢いよく3歩前に出て右腕を大きく引き、拳を奴の右頬にぶつけた。 2メートルは吹き飛んだ。 驚いた。 初めて人を本気で殴った。 クラスメートはポカーンとしていた。 もちろん奴の手下どももだ。 目の前で番長が明らかに格下と思っていた奴に負けてしまったショックと 人が2メートル吹っ飛んだショックとで分けが分からなくなっていたんだろう。 奴は白目を剥いて痙攣していた。 ここから俺の快進撃は始まり、後に東北を震え上がらせた不良伝説の幕開けとなるんだけどもう今日は時間が無いみたいだ! コレは定年迎えたら出版しようと思うぜ! じゃあな、良い夢見ろよ! 高揚あげおより 愛を込めて! ※この物語はノンフィクションもふくまれておりますがそれは中学校時代のみであり高校時代は作者の妄想なので全くのフィクションです。 てゆうか高揚は中卒です。
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