紅町のジンとカズ

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「くっっせーー!!おいカズ お前またオムツ履いてるだろ!?」 ジンはまずそうにサンドイッチを食べた 汚い新聞紙を折りながら あたり前のようにカズは答えた 「んあー?はいてるよー?」 「お前何歳だよ!」 「はははっ だってさーいちいちトイレなんか行くなんて面倒だろー?こっちのが楽なんらー」 カズは新聞紙で折ったヒコウキを持ちスベリ台を駆け上がりヒコウキを飛ばした ヒコウキはヨレヨレですぐ地面に落ちた 「あーあー。どしてヒコウキ飛ばないのら?くっそーっ」 「折り紙くらい買ってやるよカズ…」 俺はジン 12歳 そして 10歳にもなってオムツ履いてるこいつの名前は カズ 俺の弟 精神年齢は5歳くらい こいつは普通の人とは違う 頭のネジが人より1個ないんだ いや…1個じゃない 何十個もない  
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