始まりの一爆

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血まみれになりながらも惚けるジャンヌに、一行は目が剣呑に輝くのを確かに感じた。 一行「貴様か……」 ボッカはガンランスに弾を込め、紫呉はハンマーに力を込め、ハチは何やら笛を演奏に入っていた。 ジャンヌ「えっ…あのー……」 ボッカ「死にさらせぇぇ!!」 ボッカは突撃すると砲撃をぶっ放し、ジャンヌを吹き飛ばした。 ジャンヌ「ばっ、ハンターの武器は仲間に向けるもんじゃねぇぞ!!」 フェイ「じゃあ君の小樽爆弾はなんなのかな?」 再び矢の雨が降り注ぎ、ジャンヌは転がり回避した矢先であった。 紫「特攻~~♪♪」 紫呉はハンターで回転しジャンヌを吹き飛ばした。その飛ばされた先には演奏中のハチがいた。 ボッカ「よっしゃ、そのまま叩きつけろ!」 その瞬間、画面にこんな文字が表示された。 『雷耐性が上がった!』 一行「……………」 ハチ「…………符を間違えた」 ジャンヌ「俺は電気ボールか!?」 ボッカ「いや…死に行く虫だ」 ボッカはガンランスを構えたままゆっくりと歩み寄り、砲撃の構えをした。その時、フェイが爆弾を置いていることにも気付かなかった。 ボッカ「ばいばい」 そのまま砲撃した瞬間、フェイとハチが吹っ飛んだ。 ボッカ「………」
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