未定※観覧禁止

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「…ぁ……」 視線が合い、言葉を発しようと口を開いたが声は出なかった。 恐怖…ではない。これは畏怖。 彼女の存在に押し潰されそうだった。 「安心しなさいな。取って食ったりはしないわ」 この世の中だ、夜に出掛けるのが間違っていた。 今更になってそう思う。 「…にしても…運が良いわよね、貴方」 普通なら生き残れないわよ?とクスクス笑いながら彼女は見下ろしていた体勢からしゃがんで私の頬へ触れた
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