フェイント
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フェイント
『おい!!!』 スタスタ逃げようとする下着泥棒は足を とめた 私と下着泥棒との距離 だったらダッシュで逃げられても追い付かない だから気合いの入った 声でどうにかとどまるようにと もう一度 吠えた 『そこにいるお前よ! こっちに来い!!!』 下着泥棒はすんなりと 私が立ってるベランダに 近付いてきた まだ下着泥棒の顔は よく見えない
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