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2人のグロンギがディエンドにしつこく攻撃を仕掛ける。余裕の立ち回りで翻弄するディエンドだがやはり、2対1。グロンギの攻撃が徐々に掠め出す。追い詰められつつあった。
「流石に2対1はきついかな?じゃあ、これで」
ディエンドが新たなカードを2枚を装填する。
『カメンライド………』『電王』『ガイ』
またしてもディエンドライバーからの音声。しかし、銃口が向けられたのは上では無く、グロンギに向けられてだった。
複数の虚像が現れ、次第に重なり、2人の姿が明確に現れる。銀の鎧を身に纏った仮面ライダーガイ。
「僕に釣られてみる?」
亀の甲羅のような顔を持つ青い仮面ライダー電王ロッドフォーム。突如、現れた2人の仮面ライダーにグロンギの動揺が手に取るように分かる。
ガイがメタルホーンを装備し、サイのグロンギに力押しの攻撃を行う。亀のグロンギには、電王がデンガッシャーを一列に連結させ、ロッドモードで巧みに攻撃する。グロンギの反撃もあったがガイには、その高い防御に弾かれ、鎖鉄球は電王に当たる事は、無かった。
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