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力が…欲しいなら
「っと!何だ?今の声…」
いきなり耳元で声が聞こえた男…
吉良 泰我(キラ タイガ)は自室で寝ていたはずだった…
「ここ…俺の部屋じゃねぇな」
目が覚めれば違う場所…
そして目の前に一切れの紙、
(退屈な神の気まぐれ♪)
「………夢か?」
試しに自分を殴ってみたが…普通に痛い=現実が確定したようだ…
「大体…小説やゲームならイベントがあるハズだが…」
オーケイ…何も無い
「まぁ適当に歩き回るか」
結局一日中歩き回り、寂れた村みたいな所を見つけ立ち寄ってみた。
先ずは水、食料だ!
訳は解らんが(神の気まぐれ)とやらで死ぬ気は無いからな…
村に近付いて解った事がある…
人の気配がない…
立て札があり、駆除済みと書かれていた
「駆除?危ないフラグかな…」
1番近くの民家にお邪魔したが(不法侵入だが法律の有無すら危うい)
そこは普通の人なら地獄絵図と言うに値する光景だった
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