序章…人として生まれ人外と呼ばれ

2/2
1人が本棚に入れています
本棚に追加
/2ページ
力が…欲しいなら 「っと!何だ?今の声…」 いきなり耳元で声が聞こえた男… 吉良 泰我(キラ タイガ)は自室で寝ていたはずだった… 「ここ…俺の部屋じゃねぇな」 目が覚めれば違う場所… そして目の前に一切れの紙、 (退屈な神の気まぐれ♪) 「………夢か?」 試しに自分を殴ってみたが…普通に痛い=現実が確定したようだ… 「大体…小説やゲームならイベントがあるハズだが…」 オーケイ…何も無い 「まぁ適当に歩き回るか」 結局一日中歩き回り、寂れた村みたいな所を見つけ立ち寄ってみた。 先ずは水、食料だ! 訳は解らんが(神の気まぐれ)とやらで死ぬ気は無いからな… 村に近付いて解った事がある… 人の気配がない… 立て札があり、駆除済みと書かれていた 「駆除?危ないフラグかな…」 1番近くの民家にお邪魔したが(不法侵入だが法律の有無すら危うい) そこは普通の人なら地獄絵図と言うに値する光景だった
/2ページ

最初のコメントを投稿しよう!