0人が本棚に入れています
本棚に追加
/2ページ
(その罪すら愛おしい…)
絶望の中をさまよう
瓦礫の街を漂う
希望見えぬ風景は孤独を想う
爛れた人形の残骸は幾度と重なりゆく
後悔の中の憂鬱
紅蓮の街を流れる
未来見えぬ世界は月さえ薄れた
形を変え崩れ落ちる造形は脆くはかない
そこに居た貴女を見て変わった今
愛を綺麗に偽造する
思考は架空となる
全て壊れゆく
Guilty Rose
紅に染まる貴女は美しく
そして薔薇のように
朱を欲しがる姿に快楽に似た感覚を見た
Guilty Rose
蜘蛛に捕われた蝶ように逃れられない視線
魅せられし人の雫は貴女を輝かす宝石となる
止まらない炎は全ての現実を照らす光となり
目の前の罪さえ優しく包む
時遅すぎた目覚めは
歴史が消えゆく事実
寡黙に眺めるだけのサヨナラ
Guilty Rose
紅に染まる貴女は美しく
そして薔薇のように
朱を欲しがる姿に快楽に似た感覚を見た
Guilty Rose
蜘蛛に捕われた蝶ように逃れられない視線
魅せられし人の雫は貴女を輝かす宝石となる
空に向かい祈っても届かぬ願い
堕ちていく自分を知り快楽へと向かう
自らを捧げ糧となろう
貴女の一部へとなり溺れてゆく…
(貴女と一つに…)
最初のコメントを投稿しよう!