プロローグ 

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 -ここはどこだろう。  闇の中で、一人の少年が目覚めた。  周囲を見回すが、自分以外誰もいない。 『…ん?』  視界の隅で、何かが光ったような気がした。  -…い…て…。 『ーーえ?』  見知らぬ声に周囲を見回すが、誰もいない。  ー力が欲しいか。  今度は男の声が聞こえた。  ー答えよ。お前は何故、力を求める?  少年は答える。 『ーー護りたい人がいる』
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