銀細工職人の朝

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息子の無言のサインを見て、 父はまるで少年のような満面の笑顔で応える。 そして、ハッと思い出したように店の奥に慌てて引き返す。 忙しない父親だ… 「爺さん! 久しぶりの仕事だってよ! 起きろ~!」 父よ…まだ朝の7時だからもうちょい静かにして欲しい…
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