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いまいち理解はできなかった。
死神の消滅と言われてもピンとこない。
「よくわからないみたいだね。まぁ仕方ないか。そのことについては追々話すとして・・・。」
ゼファーは突然立ち上がる。
「今日はもうシャワーを浴びて食事を済ませて寝るといい。体がきっとついて来れてないはずだ。酷く深い闇に包まれていたからね。」
ゼファーは伸びをしながら言った。
「あ、あぁ。まあ、そうさせてもらうけどよ。ここにシャワーなんてあるのか?無駄に広くてわかんねぇよ。」
仁も床から立ち上がる。
「そりゃ、シャワールームを見かけなくてもおかしくはないよ。それぞれの専用の部屋にあるんだから。」
ゼファーが出口の扉に近づきながら答えた。
「まったく意味がわからんぞ?」
「はは。まぁ、ついてきたらわかるよ。」
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