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「……………俺さ…」
「………え?」
ピンポーン…
インターホンが鳴った
「ごめん、じん。誰かきたからちょっ…」
俺はドアを開ける
そこには
愛しい人の姿
「…………おは、よ」
「な、なんで…」
「今時差ボケしてんだよねー、ちょっと寝ていい?」
じんは勝手に部屋に入ってくる
「いや…なんでここに…」
じんはだるそうにぐしゃぐしゃと髪を掻きながら俺を見つめる
そして、ぽつりと呟く
「………織姫に会いに。」
聞いた瞬間、
何言ってんだよ、なんでここにいるんだよ、
とかいろいろ思ったけど
俺は言葉も出さず
泣きながら
大好きな彦星に抱きついたんだ
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