夢/仁亀

4/4

1266人が本棚に入れています
本棚に追加
/196ページ
――――――――――― ――――――― ――― ガブッ (ん…?) K「…ん、じん!!」 A「ふぇ?」 目の前にはカメの腕。 しかもオレの部屋じゃなくてスタジオにいる。 (あれ?なんで…) K「仁、休憩中に仮眠とってんのかと思ったら本気で寝てるんだもん。起こそうとしたら噛むし!!」 A「…………………え?」 K「歯形ついちゃったじゃん!!;;」 A「ゆ…夢…?;;」 カメは歯形をゴシゴシ擦っている。 オレは頬をつねる。 A「いって!!」 つまり… A「夢かよ~……;;」 K「え?」 A「せっかくカメがオレに身を任せてきたところだったのに~!!;;」 K「…なんかね。」 カメが照れくさそうに言った。 K「寝言で《カメを食べたい》って言ってくれて、うれしかったよ///」 (か…ッ) A「かわいい!!!!!!!」 オレは思わず抱きついた。 K「ちょっ…///;」 A「かわいすぎるから…食べていい?」 K「…しょうがないなあ~…」 カメはフフっと笑って K「仁のおうちでね」 と耳元で囁いた。 _
/196ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1266人が本棚に入れています
本棚に追加