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ところがである…ある日郵便うけに大量の封筒が、いれられていた
中身はなくて封筒のみ
それは一週間続き、さすがに俺も兄ちゃんに相談した
『完璧ストーカーじゃないか。陰湿だな』
『覚えがないんだよね』
『栗子に関わるとロクな事ないっていったろ。栗子の本命の男からじゃないのか』
『まさか…それに男がこんないい匂いの封筒』
『じゃあ女じゃねーか。思いあたらないのか』
『あたらないわけでも…』
自惚れかもしれないが、佐々木すみれ…彼女しか思いあたらない
俺はその夜ジムに行き、佐々木すみれを呼んでもらった
『ねえ…この封筒君?』
『…』
『まさか違うよね?』
『私…だったら?』
『君なの?』
『私よ!だったらどうしたのよ!』
『封筒代勿体ないからやめたほうがいいよ。気が済まないなら訳聞かせてよ』
『鈍感!』
『俺は一週間怖い思いしたんだぜ?鈍感はないだろ』
『仕事もう終わりだから…隣のファミレスで話せる?』
俺は彼女が着替えるのを待ってファミレスへと向かった
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