ある晴れた日に

4/5
前へ
/148ページ
次へ
 授業はほとんど寝て、緋ちゃんの作ってくれた弁当食べて、また寝て、放課後はまた部活!  俺が部活に専念してられんのも、全部家族のお陰だ。  蒼兄や緋ちゃんは、俺がバイトしなくてもいいようにって……特に蒼兄は、自分の時間を削ってまでバイトしてくれてる。  すごく申し訳ないけど……俺がバスケ頑張ってる方が2人は喜んでくれるから、きちんと感謝しながら、毎日楽しく頑張ってる。  黄や紫ちゃんも、そんな俺のことを責めたりせずに、心から応援してくれる。  ほんとにほんとに、すごく最高な家族に恵まれた。 緑「やっばい、俺、どうしよー」 緋「ん?何、どーしたの」 緑「ほんと、毎日幸せすぎてヤバい」 緋「ふふ、何言ってんの」 黄「緑兄、まじで馬鹿みたいだよ」 紫「頭でもぶつけたんじゃない」 緑「うー、冷たいけど大好きだよー黄ちゃん紫ちゃん~!」 黄「っわ、ちょ、緑兄!」 紫「馬鹿、いたいって!」 蒼「ただいまー」 緋「あ、蒼くんおかえり」 蒼「うん……なに、プロレスごっこ?」 紫「違う!違うからっ!」 黄「助けて蒼にぃーっ!」 緑「みんな大好きだー!」 (バスケ、友だち、家族) (ある晴れた日に、再確認) (俺ってほんと、幸せ者!!!!!)  レギュラーを勝ち取るのは、それから少ししてからのこと。 、
/148ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1631人が本棚に入れています
本棚に追加