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授業はほとんど寝て、緋ちゃんの作ってくれた弁当食べて、また寝て、放課後はまた部活!
俺が部活に専念してられんのも、全部家族のお陰だ。
蒼兄や緋ちゃんは、俺がバイトしなくてもいいようにって……特に蒼兄は、自分の時間を削ってまでバイトしてくれてる。
すごく申し訳ないけど……俺がバスケ頑張ってる方が2人は喜んでくれるから、きちんと感謝しながら、毎日楽しく頑張ってる。
黄や紫ちゃんも、そんな俺のことを責めたりせずに、心から応援してくれる。
ほんとにほんとに、すごく最高な家族に恵まれた。
緑「やっばい、俺、どうしよー」
緋「ん?何、どーしたの」
緑「ほんと、毎日幸せすぎてヤバい」
緋「ふふ、何言ってんの」
黄「緑兄、まじで馬鹿みたいだよ」
紫「頭でもぶつけたんじゃない」
緑「うー、冷たいけど大好きだよー黄ちゃん紫ちゃん~!」
黄「っわ、ちょ、緑兄!」
紫「馬鹿、いたいって!」
蒼「ただいまー」
緋「あ、蒼くんおかえり」
蒼「うん……なに、プロレスごっこ?」
紫「違う!違うからっ!」
黄「助けて蒼にぃーっ!」
緑「みんな大好きだー!」
(バスケ、友だち、家族)
(ある晴れた日に、再確認)
(俺ってほんと、幸せ者!!!!!)
レギュラーを勝ち取るのは、それから少ししてからのこと。
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