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黄「やっぱり……緋姉、熱あるじゃん」
緋「ん……そう、かな?でも」
黄「大丈夫な訳ないでしょ?!
部屋で寝てて……みんなは俺が起こすから」
その後も、何度大丈夫だからと言い聞かせても怖い顔で耳を貸さない黄也。
私は結局、黄也に部屋へ放り込まれた。
緋「うーあー、熱い……」
何か、やっぱ、ヤバい……かも。
ベッドに身を沈めると、急激に頭痛が増して……気づけば倒れたみたいに眠っていた。
――――――――――――
朝、何だか緋姉に元気がなかった。
気になって問い詰めたら、案の定。
うちの兄弟、特に蒼兄と緋姉は、体調悪くても何にも言わない。
触ってみたら、かなり高熱だと思った………なのに、無茶するんだから…。
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