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「こんな所、なにも出ないのに襲われるわけないじゃん。さあ、早く行った行った!!」
トーイは、ドラゴンがパートナーということもあり、この年で村の最南端の警備を任されていた。
そんなトーイは海からは、この5年ラド以外の魔物を発見していないからこその強気の台詞だった。
この仕事を任されている理由には、村人がトーイの家に近付きたくないという理由もあったが…。
「ちぇ~。」
そう言うと、ラドは渋々魚を取りに行った。
その間、トーイは畑へ野菜を取りに行き、サラダの用意をした。
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