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第1話【新生徒会の誕生】「うーん、困ったなぁ」悠理は、机に並べた【希望願書】を見ていた。
【進路先】に悩んでいるのだ。【大学に進学】してもいいし、【就職】もしたいというのが悠理の中で、【左右に揺れていた】
「どした?」その隣で【資料整理】をしていた滋が声をかける。「ちょっと、【進路の悩み事】」悠理は、重くため息をついた。この生徒会の【生徒会長】悠理と滋は【幼なじみ】で、今は、【同じ生徒会】にいる。
この前、滋は悠理に【ファーストキスを奪われた】が、その後の【進展は特にナシ】。昔の仲に戻ったぐらいにしかなっていない。 「【進路】ねぇ。大変だな」滋は苦笑する。
「【生徒会】のことも気がかりなのよね」
悠理は机に広げた願書を片付けた。
「そっか。ほとんどのメンバーが受験で抜けるんだよな」
「それに、【私達三年生】が抜けたら、1、2年生にまかせるけど今、残ってる二年生は滋を入れて【3人】しかいないのよ」
「ほとんどが、2年せいになるか、1年生になるな」
「まぁ、【生徒会長は滋】に任せるとして、後はどうするかな…」
「ちょっとまて!俺が【生徒会長】?」「そうだけど?どうかした?」「いやいや、まだ決まった訳じゃないだろ?」
「【確定】してるわよ」「まさかぁ」
滋は悠理の言ったことは、【冗談】だと思い本気にしなかった。それから数週間後、悠理の抜けた【生徒会長の座】に滋がついていた。
「なんで?」一番、滋本人が驚いている。現在の生徒会のメンバーは全部で【10人】。そのうち【7人が一年生】だ。滋は生徒会の雑用から【リーダー】に成り上がった。
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