真夜中のコンビニ

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さっさとオーバーを肩に引っ掛けた俺は急いで外へ出て、コンビニへと雪道で足を急がせた。 少し歩いてコンビニへと入ったら店には機械を動かして床掃除でしている兄ちゃんだ。俺より2こ3こ上に見える年の兄ちゃんがいて俺はため息を吐いた。 とりあえずのどが渇いてる俺は(なんでもいぃや)と、まだ頭の中が真っ白気味な俺が手にしたのは水だった。 (こんなもん家からも出るょ‼)と、改めて(どうせ買うなら)と、パックジュースにしようかペットボトルジュースにしようかを迷いながら、あちらこちら歩いていた。 (コンビニにはたいてい、ペットボトルジュースとパックジュースの配置が別れているもので、その通路の間に店員は掃除を続けていた。) この時間帯だし、客が来るのもしれている…
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