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PPPPPP‐‐‐
携帯の着信音が鳴る
「あ、犬井君だー
「マジ!?何?なんて書いてあるの?」
みんないっせいに言った
「えっとー・・『昼休み屋上きて。蜂本さんとお話してみたい!』だって♥」
「あららー、ノロケノロケ!!ノロケ病が移るー」
「やめてよっ!」
そして昼休み
ガチャ
屋上のドアを開けた
「あれ・・まだ来てないみたい」
そして外を眺めた
「ゴメン!遅くなっちゃったー・・・」
犬井君が走ってきた
「ううん!今来たところです」
「急に呼び出してゴメンねー?なんか用事とかなかったかな?」
「いえ!ないです!」
「そっか!そうそう、せっかく同学年なんだし、敬語はやめようよ」
「あ・・・そっか。」
「蜂本さんっておもしろいよねー」
「え?」
「だって急に『お友達になってください』って言われたからビックリ!」
「・・・やっぱり迷惑だったかなあ」
「ううん、嬉しかった。女子ってなんかすごい大騒ぎして近づくからさ」
「あ、そうだよね」
「女子のお友達なんていなかったから嬉しいんだ」
犬井君は笑顔で言った
「あのね、犬井君・・」
「あ、海斗でいいよ」
「えええー・・・じゃあ海斗君・・・・。」
恥ずかしながら言った
「あ・・俺委員会の仕事あったんだ!」
「あ、そうなんだ」
「じゃーね♪」
「バイバイ」
もしかして委員会の仕事あるのに来てくれたの・・・?
「ハニー♪どうだった?」
教室に戻ってきた私に声をかけたのはさとみ。
そして"ハニー"は私のあだ名。
蜂本蜜柑が蜂蜜になるかららしい・・・
「えー・・どうっていってもちょっと話しただけだよ?」
「そうなんだーw」
「うん」
「よかったねえー」
「はいはいー」
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