1人が本棚に入れています
本棚に追加
入学したとき私は本当に平凡以下の女だった
かわいくもない、美人でもない・・・
男の友達ばかりで女の友達はさとみくらい。
だから必死でかわいくなろうっって頑張った
だけどそんな努力をしても彼は気づいてくれるはずはなかった
クラス違うし、接点ないし・・・
だから途中で諦めてしまった
ピピピピピピピピピ・・・
目覚まし時計の音が鳴る
「う・・るさい・・・・」
手探りで目覚まし時計を止めた
そして寝る
「・・・あ」
布団を投げ飛ばして起き上がった
急いで制服に着替えて朝ごはんを食べた
あら、蜜柑今日は早いね」
お母さんがいう
そう?普通だよっ!いってきまーす」
「いってらっしゃい!いつもはぜんぜんおきないのに・・・」
走って学校に行った
そして屋上に着いた
「寒っ・・・」
「やっほー!ハニー♪」
「あ、海斗君!おはよー」
「早おきだねー」
「海斗君こそ!」
「あれ・・・鼻赤いよ?」
「あ・・なんか私寒いと鼻が赤くなるみたいなんだよね」
「寒い?」
「ううん、平気だよ」
「教室戻ろうか」
「何で?」
「風邪引いちゃうじゃん?」
「うん・・・」
「じゃあE組いくよ」
「マジ?!」
そしてE組で話すことになった
「ハニーの席どこ?」
「ちょっ!人いるからっ!!」
「気にしなーい気にしなーい♪」
え・・・話が違うよ・・・
「あった、ここでしょ!」
「うん。」
私は自分の席に座った
海斗君は私の席の前の席に座った
「あー嫌だなあ」
「何が?」
「実はね、俺今日も呼び出しくらってんだよ」
「さすがだね、モテモテじゃんw」
「あはは、そうかー?」
ガラガラガラ
さとみが入ってきた
「さとみおはよー!」
「はよー、ハニー♪って犬井君?!」
「どーもー^^」
「そこまで仲良しだったんだ・・・」
ガラガラガラ
次に武とのぶと金田が入ってきた
「蜂本と羽野だ、よーっス」
「おはよー」
「って犬井いるじゃん」
「こんちわー」
「犬井ってさあ、蜂本とダチなんでしょ?」
「うん、そうだね」
最初のコメントを投稿しよう!