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「気をつけないと、こんな怪しいやつの話にのったらダメだぞ!」
「え」
「ちょっとやめてよー!別に私怪しくないし!!」
「十分怪しいじゃん!男友達くらいしかいないくせに!」
「さとみがいるもんーっ!」
海斗君のほうをみるとこの話の内容で笑っていた
キーン コーン カーン コーン
「うわっ、予鈴。じゃあ俺帰るな」
「おお、またなー」
「じゃあね!」
そして海斗君はクラスに戻っていった
偉いなー、予鈴でクラスにもどるなんて・・・。
―昼休み
「ハニー♪話そー!」
「あれ?告白されるのはどうしたの?」
「さあ・・」
「さあって何よ」
「それより来て来て!」
海斗君は私の手首を引っ張って屋上に上った
「ちょっと 何するの?」
「え?お話♪」
海斗は地面に座った
「寒いよー」
「みてみてハニー、寒いのに空きれいだよ」
一緒に空を見上げた
「本当だあ」
「なあ、俺らさ、友達だよな」
・・・友達
嬉しいことなのになぜか切なくなる
「うん」
そして海斗が立つ
そして手を差し伸べる
「立つか!」
「うん」
海斗の手をつかんで立った瞬間
「うわ・・立ちくらみ・・・」
「え」
バタ
私は立ちくらみで倒れてしまった
「痛・・・」
目を開けると海斗が上に乗っかっていた
「海斗君・・・」
近くにいるからドキドキする・・・
「ハニー大丈夫?!」
そして海斗は起き上がった
「う・・うん///」
「ゴメン・・・」
「大丈夫!」
ガチャ
屋上のドアが開いて女の子が入ってきた
「え・・蜂本さんと犬井君・・・?」
「あ・・・」
「ぁ・・ごめんなさい・・・!!」
そして女の子は悪いものを見たかのように青い顔で去っていった
「どどどどどうしよ!!」
「あの子俺に告ろうとした人。」
「え・・・」
「変な誤解されたかなあ・・・」
「するって!!2人でさ!」
「でも俺ら友達だし!」
「そうだけど・・・・」
「大丈夫だよ!」
「うん・・・」
そうだといいけどな・・・
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