偽物

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    「その様子だとなんで俺の膝に寝てるか覚えてないみたいだね😃」       「あの…えっと…」     男の言う通り何一つ覚えていなかった     「俺がここにきたら君が海に服のまんまではいってたんだよ。 その様子だと自殺するつもりだと思ってね💦 無理矢理海から抱いてここまで戻ってきたんだよ。 砂浜についたとたんいきなり倒れこんだからびっくりしたよ💦💦まぁ簡単に説明するとそんなとこかな✋」     説明して下さいと言う前にいろ②と説明をしてくれた     感じは悪い人ではないことが伝わってくる     それにしてもあたしのために服を濡らしてしまって、とても申し訳ない気持ちに襲われた       同時に 彼に対しての何かが芽生え始めたのもこの日からだったんだろう…        
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