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カザミにやられたネネの服はさらにズタズタになってしまい
近くの繁華街へ。
『とりあえず俺の予備のコートをやる。残りはカザミと買ってこい。』
とマテラはそう言い残すと何処かへ行ってしまう。
『なんでウチがてめえらみたいなカスやろうと一緒に行動しなきゃいけねえんだ!?』
『貴女の記憶を取り戻すためよ。里にも送り届けてあげるわ』
カザミは微笑みながら被服店を眺めている。
『里なんざ、一人で充分だ』
『あら??貴女の唯一の魔笛は私が持ってるのよ??それに無一文じゃない』
とカザミはネネの魔笛をちらつかせる。
『ウチの…!?返しやがれ!!』
とネネがカザミに襲い掛かるが
『全く…子供ね』
とカザミは片手でネネの身体を回し、柔道技のように倒した。
『く……』
『ほら、貴女も選びなさい。下着は……』
とカザミはブラジャーとパンツを選んでいた。
『貴女、サイズは??』
倒れていたネネは起き上がる。
『ブラなんてしねえよ』
『あら、それはダメよ。形を悪く――』
とカザミは目線をネネの胸部へ
『いえ…なんでもないわ』
それを聞いたネネは起き上がり
地団駄を一度踏み
『い、今!!ウチの胸がないと思っただろ!?ウチだって少しある!!』
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