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『俺は、お前たちを殺さなければならねえな』
とマテラは追い忍の後ろに
マテラの身体の前には水の固まりが出来ていた。
『まずい!?』
『くッ』
と追い忍は印を結ぼうとするが
『おせえよ……水遁・水龍弾の術』
龍を象った大量の水が追い忍を襲う。
『サヨナラだ……雷遁・稲妻斬殺』
右手には目で見えるほどの稲妻で作った剣が握られていて
水龍弾にそれを流し込んだ。
『あーーーーー!!』
『ぐゔッ』
マテラは相手を見届けずにカザミ達の元へ戻った。
『買ったわねー、マテラが戻るまで何か食べる??』
カザミとネネは買い物袋を下げ
繁華街を歩いていた。
『いらねえ』
『遠慮しなくていいわよ、マテラの金なんだから』
『腹なんて空いてねえんだよ!!』
『あら??そう』
と歩いていく二人。
そこへ目の前にマテラが現れた。
『買い物は済んだのか??』
『ええ、マテラを待ってたわ』
ネネは無言でいた。
『んじゃネネ、買ったもん出せ』
『はあ!?てめえ…何する気だ!?』
とマテラは巻物を出す。
『荷物をしまうだけだ。収納用の巻物だ。口寄せの術は出来るか??』
『へっ、馬鹿にすんな』
『そうか。なら巻物をチャクラで開けてしまいたい物を置け』
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