決勝戦 ヒカリ〓カスミ

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オーキド「ポケモン図鑑は出会ったポケモンや相手のポケモン、自分のポケモンの情報を詳しく教えてくれる図鑑じゃ。レベル、HP、自分のポケモンだったら技も教えてくれるぞ。そして、何と言ってもこれは外せないぞ。ポケモン図鑑を持っているトレーナー同士でポケモンを交換できるのじゃ。そうすれば、通信交換でしか進化しないポケモンも進化できるようになるぞ。」 カスミ「凄~い。」 コマチ「えっ!博士。そんな機能ありましたっけ?」 コマチ、ツバサ、コダマは?が頭にのっていた。 オーキド「通信交換を作ったマサキから教えてもらわなかった?」 ツバサ「教えてもらってないですよ。」 オーキド「でも、ツバサのユンゲラーはフーディンになっとるだろう。」 ツバサ「でも…マサキさんの通信装置でやってもらったので…」 オーキド「コダマなら、知っとるだろう。」 コダマ「いや…おじいちゃん。知らない。」 オーキド「ガクッ。」 オーキドはこけた。 オーキド「まぁ、そういう機能があるのじゃ。他には、逃げるポケモンを追尾する機能や手持ち6匹のときにポケモンを捕まえたとき、図鑑にボールをかざすと、パソコンに転送してくれる機能があるぞ。」 ヒカリ「かなり便利なんですね。」 オーキド「そうじゃよ。」 カスミ「でも…なぜ私たちにくれるんです?私たちはマサラタウン出身じゃないですし…しかも私はジムリーダーですよ。」 オーキド「大丈夫じゃよ。わしが認めたんじゃから。」 カスミ「わかりました。」 このとき、5人とオーキド博士は知らなかった。図鑑所有者の宿命を。
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