プロローグ

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俺は立花翔、ミステリー好きの高校一年で今は学校の帰り道だ。 「何でだよ・・・」 そして親友の高橋彰がこの日消息を絶った。俺には何も言わず。 「見つけたら問い詰めてやる・・・」 そんな時だった。夕暮れの景色に染まる店の看板が見えた。 (缶詰の事件を五つ解いたら願いを一つ叶えて差し上げます) 俺は目を疑った。事件というのも気になったが特に気になったのは願いを叶えるという文章だった。 「願いを叶えるってどっかの宗教かよ」 そんなことを思いまた歩こうとするが 「願いを叶える・・・か」 心のどこかで彰の失踪の理由が解るかもしれないという気持ちがあったのだろう。気がつけば店の中にいた。
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