プロローグ

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そして。 「あ、あのー……咲良ちゃん」 この男の子は、東千尋(あずま ちひろ)。 一見ひ弱な、けれど学校一頭の良い彼は、 咲良の隣の席の男の子でした。 「なによ」 「あのね、僕、咲良ちゃんのことが好きなんだ」 「は?」 そう。 千尋は咲良のことがずっと好きでした。
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