甘い甘い誕生日

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今日は10月10日 坂田銀時の誕生日。 楓はとびきり甘そうなケーキを作り、万事屋へと向かった 「おい銀時~」 「雛子だろ。ちょっと待てろ」 「早く入れろー。こっちは朝から来てやってんだぞ」 「うるせーな。ほら入れよ」 その言葉と同時に、扉が開く すると楓は遠慮もなしに部屋の中に入り、ソファーに座った 「あれ、神楽ちゃん達居ないの?」 「あぁ、なんか朝から出て行ったぜ」 「ふーん。じゃ、神楽ちゃんに食べられる前にこれあげる」 「お、ケーキじゃねぇか!もしかしてお前が作ったのか?」 「まぁね」 すると銀時は、早速楓にもらったケーキを食べ始めた 「うわっ、なにこれ!めちゃくちゃ美味い!!」 「そう?良かったぁ」 「でもなんでケーキなんだ?」 「はぁ?なんでって、今日あんたの誕生日でしょ!?」 「あー、そういやそうだったな」 「あんたねぇ…」 そう言い楓は顔をしかめる それを見ていた銀時は、動かしていた手を止め、ゆっくりと立ち上がった。
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