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ﾘｱﾅ「さぁ着いたわよ。こっちよ。」
なんかこの世界に来てからたくさん驚かされるわ…。
そしてこの学園も驚きの対象。
まず校舎がデカイ。
小等部から高等部まであるみたいだから当然だろうけど。
校舎の後ろに見える大きい建物が寮なのかな？
それに敷地内広さ大きな街一個分はあるよ、これ。
遅刻しそうだな、こりゃ。
ﾘｱﾅ「大丈夫よ。寮の決められた所には魔方陣が張ってあって、上に乗って魔力を込めると学園に転移するようになってるから。」
もう心を読まれても驚きはしない。
数時間の内に慣れちゃった。
美沙「便利ですねぇ。」
ﾘｱﾅ「そうかしら。私達は普段からそういうのには慣れてるから分かんないなぁ。」
…。よし！慣れないように努力しよう。
前ばかり見ていて気づかなかったけど、横には運動場がある。
小等部の子らが使うのか、滑り台や鉄棒など人間界の物と何ら変わりない遊具が置いてある。
その向こうには闘技場らしき物と、とても大きなドームがあるように見える。
ﾘｱﾅ「あっ！まだここの地図渡してなかったわ。後から渡すわね。」
美沙「分かりました。」
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