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嫌われたくない、と強く思った。
「ごめん、朋哉ぁ……嫌わないで……」
朋哉は俺の様子を見かねて頭を撫でてきた。朋哉はいつも、こうやって俺を許してくれる。だから、俺は何度も過ちを繰り返してしまう。
「俺は史朗を嫌いになったりしないよ。早くお昼食べよう!」
「うん……。」
ただ1つ、わかった事がある。朋哉はどんな事をしても泣いて謝れば許してくれる。最初は抱きつくだけだった。けれど、次第に行為はエスカレートして今の行為に至った。
「朋哉」
「ん……?」
「許してくれて、ありがとう。」
だから、俺は何度も朋哉の優しさに甘えてしまう。まあ、その優しさが心配の要因なのだけれど。
「俺が朋哉を守るから……」
「…ありがとう?」
朋哉の事だから、朋哉が俺に守られてる事なんて気づいてないんだと思う。だから、ちょっとぐらいセクハラしてもいいよな?
あとがき
リクエストありがとうございました。あんまり書いた事がないCPで難しかったです💦
腹黒ワンコで朋哉の番犬設定でした。
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