広い空に輝く･･･月‐第２部－

高校

まぁ、ソラ先輩ならやりかねない行動なんだが…💧
それはいいんだが、何故おねぇ言葉なのかは理解できない。

ボク達は、幽霊かもしれないと怖い思いをしたのに、その原因を作った張本人は、なんでボク達が異常に怒っているのかはわかっていないようだ。

『なんだよぉー。せっかく驚かしてやろーって思ったのにさぁ。なんで怒ってんの？』

『誰のせいだと思ってるんですか💢‼用ないから帰って下さい💢浮気癖がうつるっ💢』

ガクは怒り奮闘だ。

『んまぁー‼うつらないわよ、そんなもん‼俺、恋人いねーから浮気になんねーし？』

「…ソラ先輩、ホントに何をしに来たんですか、おねぇ言葉で…💧」

ガクとソラ先輩が言い合いになる前にボクが間に入る。

『あ、そうそう。入学祝いの話をしに来たのよ。おねぇ言葉はバツゲーム。』

『わかりましたから、おねぇ言葉やめて下さい。苛々する‼それにバツゲームって何したんですか💧』

…と言いつつ、ガクの口元が緩んだのをボクは見逃さなかった。

『とりあえず、いつもの面子＋αで焼肉屋にでも行こうかとリクと話してたのよ。どうかしらん？』

「焼き肉‼いいですよ✨それで許します、驚かせたこととおねぇ言葉😁」

ボクは焼肉屋という言葉に心が跳ねた。