高校

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『あぁ~食った食った‼』   『ソラ先輩💢俺らの進学祝いとか言って、一番食ってんじゃないすか💢‼主役俺とルネでしょ‼』   『あー?お前らも食ったんだから文句言ってんな。』         ボク達の進学祝いを焼き肉でお祝いし終わった後、ソラ先輩とガクは言い合いしてる。 なんだかんだで、仲はいいんだけど…。         ボクとリク先輩は言い合いしてる2人を見ながら、のんびり寮に戻っていた。       「リク先輩。今日のお祝い、ボク達4人だけじゃなくて他の人も来る予定じゃなかったんですか?」     『あぁ。本当は来るはずだったんだけど、ソラが4人にしようぜって言うからさ😃』     「?なんでだろ??」       『…ルネの事考えてじゃん?お前、いつものメンツだと気楽に楽しめるだろ?だからソラなりの配慮😁』         …ソラ先輩はボクの事を考えててくれたんだ。 ボクは前を歩くソラ先輩とガクを見ながら笑みをこぼした。         『なぁ~ルネ?ガクがさ、俺の事好きでたまんねーんだって😁』   『はぁ💢⁉誰がソラ先輩なんか💢‼』       『………………仲良しだな、あいつら(笑)』     リク先輩も呆れながら2人を見ていたが、思いがけない事を言った。         『ルネ、今年の夏に学校の近くで祭りあるんだよ。行くだろ?かなり盛り上がるイベントでさ😃』     「祭り?」         …この誘いにのって、ボクはこの祭りに行くことになるのだが、その時、心を奪われる人に会うなんて知る由もなかった。
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