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早朝に無音から突然鳴り出した目覚時計を止め俺は布団から出た。
まだ越してきて間もなく、寝ぼけながらもゆっくりとモノトーンカラーで統一された部屋を見まわす。
今日は新しい学校への登校初日だ。
なのでは早めに起きていた。
ふと時計を見ると………
【現在時刻6:10】
設定した時間にしっかり起きる事が出来た。
朝ご飯を作るために2階に降りる。
まだ起こすには時間は早いようで、妹は起こしていない。
今日はとても天気がいい。
清々しい気分になる。
今日から私立星南学園に新しく転入する俺にとっては嬉しい限りだ。
いつもやっているため朝ご飯は簡単に出来た。
メニューは無難にご飯に味噌汁と昨夜の残り物の切干大根だ。
朝ご飯を作り終えので、妹を起こしに階段に向かった。
リビングを出てすぐにある階段を上がり3階に着くと、1つの部屋の前に止まりドアを2回叩く。
「咲奈入るよ???」
……………返事がない事からまだ寝ているんだろう。
ドアを開けると、とても女の子らしい部屋が広がっている。
そしてベッドには妹である咲奈が寝ている姿があった。
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