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まぁ料理が出来ないという弱点はあるが、我が妹ながらなかなかよく出来た妹だと思っている。
10分後には朝食を食べ終えて準備を始めた。
星南学園の制服は上が深緑のブレザーで下が灰色のズボンだ。
着替え終わったところで寝癖がスゴい髪を直す。
俺の髪型は黒髪を目をこすくらいとそこそこ長めだから朝などは整えないと大変だ。
さっさと寝癖を直したら最後に歯を磨く。
ふと時間を見ると現在時刻は7時50分とそろそろ出発する時間だった。
俺は急いで歯を磨き終え、学校指定の通学用鞄を持って玄関に行きローファーを履く。
「咲奈。ちゃんと時間通りに着くようにしろよ!!」
少し間があり上の階から「わかってるよー」と聞こえたのを聞いてドアを開けて家を出た。
星南学園は家から20分ほどで着くためあまり急ぎはしなかった。
ゆっくり歩き過ぎたのか学校に着いた頃には時刻は8時15分を過ぎていたので少し早歩きで職員室まで向かう。
職員室に着き扉の前で少し深呼吸をしてから扉を叩く。
中から「どうぞ」と聞こえので、咲夜はゆっくりと中に入る。
「失礼します
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