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はてさて着きました、Sクラス
何とそこにはお友達一号の玲と二号の楓がいたのです!
その他にも美形男子があと四人も…
ひゃっほい、逆ハー生活~
「お前…どうやってSクラスに入った?日下部なんて財閥、聞いた事ないぞ…」
「企業秘密☆
謎だらけの美少女転校生ですから!」
「美少女?誰が?」
「楓ったら、毒舌☆」
「その星ウザイんだけどな」
「何か怒ってんのー?楓ー」
「怒ってるよ!意味分かんないしSクラス入るんだったら言ってくれれば良かったのに!」
「だって知らなかったもん、Sクラス入るなんて」
「「「は?」」」
「本来だったら多分最低ランクのクラスだと思うよー?ねぇっ馬鹿兄貴っ」
ベシッ!!!
突然杏奈は教室の隅にいる男子生徒に向かって強烈な蹴りを入れようとした…がそれをスルリと簡単に避けられてしまい机に着地した
「もうっ!可愛い可愛い妹の愛の抱擁をどうして避けるの?お兄様っ」
「抱擁だと?てめー、殺そうとしてたよな」
「いやんっ、お口が悪いっ」
「くそっ…何でお前がここにいる!!!杏奈!!!」
「あははー」
ぶちっとキレる音がしたかと思うと素早い動きで殴ろうと手を出し始めた男子生徒
それを笑いながら男子生徒の手を交わしていく杏奈
そんな異様な光景に全員ポカーンとするしかなかった
「ちょっ…待って!日下部さん!影田さん!二人はどういう関係なの!?」
先生の言葉にやっと動きを止めた二人
杏奈はニッコリと、影田と呼ばれた男は忌ま忌ましそうに同じ言葉をつぶやいた
「「兄妹です」」
「「「…兄妹ーー!!?」」」
本日何度めでしょうか
Sクラスからまたまた叫びが聞こえました
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