名前と記憶

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祭壇へと戻る途中、クロラがエアロガに話し掛けました 「白竜さまは、いつもあなたが来ると笑顔になりますね」 ちょっと皮肉気味に言いました 「んー、まぁ長い付き合いだからねぇ」 クロラの皮肉は伝わっていないようです 青年を落としてしまわぬように、行きよりは少しゆっくり目にクロラは足を進めます 「ねぇ、クロラ ヴァイオはこの人のこと、どう思うかな?」 少し不安気にエアロガは問います
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