第1章 5人のおバカ

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郁紗「そんじゃ、次の作戦だが…」 華心「オッ、もう次の作戦を考えたのか?」 郁紗「今日の『三輪車で登校作戦』は成功した。だから、今度は皆でやらないか?」 桃「面白い❗僕は賛成‼」 ピーター「それなら、一輪車も参戦しよう‼」 華心「良いねぇ~」 浦島「悪いが、私はやらない」 華心「なぜだよ?俺達、チームだろ❗」 浦島「…私は…ボードに乗りたいんだっ‼」 たったそれだけかよ…?💧 翌日、作戦決行。 目的はもちろん昨日同様、生活指導の無様な姿を皆に見せつける為だ。 郁紗「準備はできたな? 俺と華心、桃は三輪車、浦島はスケボー、ピーターは一輪車」 華心「いつでもいいぜ👍」 華心は言うと、皆は頷く。 郁紗「行こうぜ❗そして、面白くしよう‼」 俺達がやってることは確かにバカげている。 でも、皆は笑ってくれる。俺達の中には、過去に問題を抱えるヤツもいるのに…。 生活指導「コラッ、また三輪車❗しかも、スケボーと一輪車も‼君達、どういうつもりだ‼💢」 華心「うわっ💦何か怒ってる💦」 それもそうだな、2日もふざけて三輪車で登校してれば…。 ピーター「ここはどうする?💦」 浦島「…強行突破…しかないようだ」 郁紗「それしかない、行くぞ‼」 それでも、俺達はここを楽しい学園生活に変えたいんだ。 そもそも、俺達は何者かって? 周りはこう言う、『おバカ5(ファイブ)』と…。 数秒後、俺達はあっという間に捕まったが…💧
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