第2章 迫る脅威

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郁紗「ハッ…❗」 気がつくと、俺は図書室にいた。 そういや、俺は授業サボってここで寝ていたんだった。そのせいか、昼休みまで寝てしまった。 郁紗「それにしても、また同じ夢…」 実は言うと、俺はさっきと同じ夢を最近見るようになってしまった。 あの夢は一体?あの少女は何者なんだ…? 華心「もう起きたのか?」 俺の隣には、購買で買ったパンを食べながら本を読んでいる華心がいた。 というか、こいつは図書室が飲食禁止だと知っているのか? 華心「いやぁ~、平和だね~」 郁紗「そうだな。オッ、コロッケパン」 華心「って、何勝手に漁ってんだよ⁉💦」 郁紗「いいだろ、少しは?」 華心「てめぇ、ここは飲食禁止なんだぞ❗図書室のマナーを守れ❗」 郁紗「お前も人のこと言えないだろっ‼」 鈴菜「そこ❗静かに…って、あなた達っ‼」 最悪なヤツもいた💦 鈴菜「あなた達、ここは飲食禁止よ‼」 華心「だから、俺は注意しようと…」 郁紗「俺はまだ食べてないから飲食とは言わないだろ?というか、飲食について注意しようとしているヤツが飲食してどうする?」 華心「お、俺が飲食⁉証拠は⁉💦」 お前が今隠したモノだ。 鈴菜「例えそうでも、図書室での飲食はやめなさい❗」 華心「イエッサ、鬼軍曹‼」 鈴菜「わかればよろ…って、誰が『鬼軍曹』ですってぇぇぇぇ‼💢」 華心「ギャァァァァァッ‼💦」 静かな図書室は、華心の叫びによって響いたのだった…。
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