第1章 5人のおバカ

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三学期が始まってある日の朝のこと…。 生活指導「コラッ❗そこ、自転車の二人乗りは止めたまえ❗そこのバイクもだっ💢」 生徒達「「す、すみません💧」」 毎朝、校門の前にいつもいる生活指導の先生。 バイクや自転車の二人乗りなどをする生徒がいたら、大抵はすぐ叱る…。 だが、この二人乗りはどうだろうか…? 郁紗「先生、おはようございます✋」 華心「どーも✋」 生活指導「ちょっと待てぇー💦何だ、そこの三輪車二人乗りの生徒は⁉💦」 そう、三輪車の二人乗りです。一人はこいで、もう一人は肩車という感じに。 郁紗「えっ、何ですか?三輪車は規則に反するんですか?」 生活指導「いや、ダメとかじゃ…」 華心「ハッキリ言ってください❗生活指導なんでしょ❗」 あの生活指導が混乱する姿は、二人乗りの生徒や周りの生徒達を笑わせていた。 生活指導「し…、しかし、二人乗りは…💧」 華心「自転車やバイクの二人乗りは確かに危険」 郁紗「だが、三輪車は危なくないはずです。そうでしょ?」 生活指導「ウッ…💦」 今の生活指導の反応で、周りは大爆笑。 郁紗「それでは、俺達はこれで…✋」 生活指導「あぁ…💧それより、三輪車はどこから…」 華心「では、失礼しまーす✋」 その場を後にする俺達。 その場に残された生活指導は、生徒に笑われての恥ずかしさと俺達に敗北されたというダブルパンチを食らい、数時間ぐらいその場で落ち込んだらしい…。
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