第1章 5人のおバカ

8/10
前へ
/382ページ
次へ
俺は辺りを見渡すと、学校の上空に人影が見えた。 郁紗「あそこにいたか」 華心「おーい‼」 全然聞こえてない。 華心「なら、あいつと一緒にいるあの妖精の魔法の粉で、俺達も空を…」 郁紗「妖精といっても、あいつと一緒にいるんじゃ無理だろ?」 華心「…そっか…」 郁紗「だが、妖精を呼ぶ魔法の呪文を教えよう」 華心「マジ⁉教えてくれ✨」 俺は笑顔で教えた。 郁紗「これはお前にしかできない上級の呪文なんだ。大声で言え」 華心「OK👍 妖精ぃぃぃっ、パンツ丸見えぇぇぇぇっ‼」 その時、周りは静かになった。 華心「って、おいぃぃぃぃっ💦」 ティンカー「この変態っ‼💢」 華心「グハァァァァッ💦」 俺が教えた呪文、それは…上空から飛んできた『ティンカー・ベル』で華心に強烈な一撃をお見舞いするという最強の呪文…。 というか、言う前に気づけよ💧 郁紗「悪いんだが、俺に魔法の粉を…」 ティンカー「『ピーター』に会いたいのね?わかったわ」 華心「おいぃぃっ、俺は忘れられたのか⁉💦」 そして、俺達はティンカーの魔法の粉によって空を飛べるようになった。 郁紗「おい、ピーター」 ピーター「やぁ、君達✋あれ、そのケガは…?」 華心「禁断の呪文を…唱えて…💧」 確かに禁断の呪文だ、お前にとって…。
/382ページ

最初のコメントを投稿しよう!

43人が本棚に入れています
本棚に追加