第1章 5人のおバカ

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郁紗「それにしても、お前は良いよな?魔法の粉なしで飛べるんだからな…」 ピーター「まあね~。それで、何の用?」 郁紗「帰り、例の場所に来い」 ピーター「まさか、朝は成功したのか?」 郁紗「あぁ、生活指導の無様な姿が見れた。だが、少し恥ずかしかったが…」 ピーター「考えたのはお前だからな」 郁紗「それじゃ、詳しいことは後でな✋」 ピーター「部活が終わったらすぐ行くから✋」 俺達は魔法の粉がなくなる前に、すぐ地上に降りた。 そもそも、俺はあいつらに言った『例の場所』とは作戦会議をする場所だ。 ちなみに、その場所とは… 郁紗「よし、集まったな?」 桃「華心、ピーチジュース頼む」 浦島「私はオレンジをいただこう」 ピーター「僕はアップルで…」 華心「てめぇら、出て行け‼いつから俺の部屋が作戦会議の場所になった⁉💦」 そう、近くのアパートに住んでいる華心の部屋。 ちなみに、こいつは祖父である花咲じいさんとケンカをしているらしく、このアパートで一人暮らしをしているのだ。 華心「何度も言ってるだろ、俺のところはやめろって」 桃「いいじゃんか、朝の三輪車作戦成功したらしいし…」 華心「って、俺の冷蔵庫勝手に開けるな💦」 浦島「おや?ベッドの下からこんなモノが…。なんて下品な…」 華心「ベッドの下漁るな💦シバくぞ、眼鏡っ💦」 郁紗「それに、ここならいろんなことしても叱られないし…」 華心「俺が叱られるよ、大家のババアに💦」 ピーター「大家さ~ん‼こいつが『ババア』と…」 華心「言ってませんよ~‼💦」
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