~12月30日~

2/3
前へ
/12ページ
次へ
「カテゴリー文学!?」 とある町のとある家。 夏姫の部屋から叫び声が響いた。 「うん、そうなの! カテゴリーを文学にしたんだって!」 突然の白姫からの発表に夏姫は口をあけて唖然としていた。 それもそのはず。 この作品と文学には天と地ほどの差があるのだ。 「ちょっと、姫、ついにくるった!? カテゴリーギャグ・お笑いの方がいいんじゃない!?」 もっともな事を言いながら白姫に掴み掛かる。 「わ、私に言われてもわかんないよぅ!?」 じたばた抵抗し、もみ合うこと5分。 「……お正月だったわね」 「……うん」 やっと落ち着いたようだ。
/12ページ

最初のコメントを投稿しよう!

7人が本棚に入れています
本棚に追加